皆さま

明けましておめでとうございます。
令和2年が始まりましたね。

昨年は、兵庫県芦屋市で学会を開くことができました。
学会のテーマは「守破離」でした。守破離とは、千利休の教えからとったものだと言われています。「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という訓ですね。
これをアローチャートにあてはめて、
「守」 一人でなんとかアローチャートを描くことができる。
「破」 別の知見等を取り入れながら、アローチャートの改善や改良ができる。また、アローチャートという手法を俯瞰して言語化できる。
「離」 新たなメソッドを開発・創造することができる。
という三段階で2019年の自分の学びの位置を確かめ、さらに「もう一歩先」を目指してみようということだったのだと思います。

皆さんは、「守」「破」「離」のどの辺りにおられるのでしょう?

「守」「破」「離」は、決して等距離にあるものではないと思います。学ぶ方によっては、「守」と「破」とがとても遠く感じられたり、「『離』なんて意識にも上らない」という方もおられるかもしれません。また、等距離でないばかりか、行きつ戻りつという時間を過ごされている方もおられるでしょう。

「守破離」という訓は、そもそも修行のステップです。また、同時に成長するプロセスでもあります。通信簿とは違うものです。誰かに公開するものではなく、日々自らが振り返るものなのでしょう。

ですが、「炙り出し」のように熱を加えなければ自分にも見えません。

誰かの「守破離」は見ることができませんが、「熱」は感じることができます。
今年の学会(島根県松江市)では、皆さんの「熱」を感じたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いします。
令和2年 元旦
アローチャート研究会
会長  吉島 豊録