私の地域では、今年度の介護支援専門員実務研修 後期課程まで2週間程度となってきた。

前期課程を終え、課題提出に向けて最後の追い込みの時期であろうか。

制度が始まって以来、過去最低の実務研修受講試験合格率となった我が県。合格者のなかから介護支援専門員として従事することになるのは何名になるのであろうか…

この地域では、介護支援専門員が不足しており、とくに居宅介護支援事業所は慢性的である。ハローワークの求人にも多く掲載され、ある地域包括支援センターは、主任介護支援専門員を探しているほどである。

私が存じ上げている居宅介護支援事業所の介護支援専門員は、その多くが長く介護支援専門員を経験をされている方々で、ここ最近は…

「今回、合格して介護支援専門員として働くことになりました。」

という挨拶を聞いていない気がする。

どちらかというと、

「また居宅へ戻ってまいりました。」

という人事異動の挨拶か、

「今月から、こちらの事業所で…」

という転職の挨拶だ。

実際、合格者に話しを聞いても、

「ケアマネジャーはやらないです。大変ですもん。」とか、「無理ですよぉ、私ケアマネ向いてません。」

という声も…

合格するために勉強し、合格ても研修(有料)で課題を提出して…講義を受けて…

10月の試験から3月の実務研修修了まで、試験準備を考えるともっと長い期間、介護支援専門員の資格を取得するまでは、何かと苦労もあったと思う。

この苦労は何のためなのだろうか?

受験者のなかには、介護支援専門員として活躍したいが、あと1点が足りずに合格できず涙を流す人もいる。

「ケアマネは大変だ」とか「居宅の仕事はキツイ」とか聞くけれど、実際に従事している介護支援専門員はどうだろう?

なんだかんだと言いながら、楽しく働いている人が多いような気がするのは私だけだろうか。

事実、私は楽しんでいる。

ただ、未経験者にそのことが伝わっているか?と聞かれると、言葉に詰まる。

 

経験が長く、介護保険当初からの介護支援専門員が多いということは、定年等で退職する時期も重なる可能性があるということだ。

この地域のなかで、介護支援専門員がどのように活躍しているのか?

大変だというイメージのなか、なぜ長く勤められているのか?

このことを伝えていく場を作る必要があるのだろう。

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広報部@若頭