あきしまアローチャート勉強会開催!(2014.8.21)

猛暑で焦げてしまいそうですが、昨日、あきしまアローチャート勉強会が開催されました。

最近は、北海道北見市とのコラボで勉強会を行ってまいりましたが、今月は久々の単独開催です。

最初は、こんな感じで。

最初は、こんな感じで。

夏休みの最中なのに、9名もの方が参加してくれました。
毎回の事なのですが、初参加の方もおられましたよ。
新しい仲間が増えていくことは、本当に喜ばしいことです。

ということで、初参加の方にはベテランがピッタリついて解説付きで一緒にお勉強です。

今回は、アイスブレークもなしに直ぐに事例の読み込みを開始。その後、じっくり1時間ほどかけて質疑を行い、事例の共有をしました。

それぞれの勉強会等々で感触も違うでしょうが、個人的には事例の共有に時間をかけて共有していくと、アローチャートに向き合う時の進み具合が違いますね。

事例は、寝たきりで発語もなく、表情も変わらないのでノンバーバルな情報も取れない老老介護。。。

なので、主介護者の主観により支援がされておりました。

質疑後に約10分間の個人ワークでチャート作成です!
短時間なので、必死に考えつつ、直感的に描いていく必要があり、参加者のみんな、必死の形相(笑)

そして、作成をし終わったら、それぞれでプレゼンです。

プレゼン前に机を密着! ギャラリー多数です。

プレゼン前に机を密着!
ギャラリー多数です。

予想通り、本人の身体状況や生活状況のチャートは、大きな差がみられないわけです。

そして、違いが出るのは、主介護者の情報の取り扱い。
「本人の客観的事実に主介護者の主観がそのまま繋がっている人」
「主介護者の情報と本人の情報を別々にチャートにする人」
「主介護者の情報は取り扱わない人」
「主介護者の支援を全面的に肯定する人」
「主介護者の支援に罪悪感や義務感を感じる人」

本当にそれぞれでした。
この分析のバラつきは、何か皆で確認をしあいます。

やはり、ご家族から情報を掘り下げて聴くことに抵抗を感じ、目に見える情報以外がなかなか確認できないという点と、本人の主観がわからないということが重なり、元気な頃の生活が見えてこないことが、このご夫婦の印象や分析にバラつきを生んでいるようでしたね。

最後は、ホワイトボードでまとめ!

最後は、ホワイトボードでまとめ!

そのことを踏まえて、今後何を確認していくのかをチャートを作成しながら確認していく作業まで行いタイムアップ。

本日の勉強会を踏まえて、事例提供者さんがモニタリングを行い、再度検討をしていく予定となりました。

そして、本日は、「あきしま地域福祉ネットワーク」という当地の保健・福祉・医療のネットワーク団体の「通所部会」が同じ建物内で研修を行っておりましたので、そちらが終了後に見学に来られました!!
プレゼン前にギャラリーが増え、みんな焦ってましたが、興味を持たれて帰られましたので、次回も仲間が増えるかな?

また、次回の楽しみが増えました。
今後も頑張りまーす。

(広報部@いしだ)

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