「バスは20分かー。」

と、息子からLINEメッセージが届いたのが22時。
私はそれを見て「まだバスあったんだ。よかった。」と思った。

同時にメッセージを見た夫は駅まで車を走らせて迎えに行った。
寒い田舎駅で20分間、震えてバスを待つのは気の毒だと思ったらしい。
ちなみに自宅から駅までは車で5〜10分ほど。

さて。息子の真意はどうだったのだろう。
やっぱり、「ああ20分も待たされるのか。」だったようで。
冒頭のつぶやきの「かー。」あたりにため息が混じっていそうだ。

人の解釈は様々である。
私達は相手がどのように受け止めるかということを想像しながら言葉を発する。
言葉に意味を込めて、恐る恐る投げてみる。
ある時は大胆に。またある時は優しく。

人参は橙色以外にも種類があったということを誰かに伝えたとしよう。
反応は様々で。単純に驚く人。「どんな色?」と聞く人。
関心がない人。そもそも聞いてない人。
どこで売ってるのか知りたがる人。栽培方法を調べる人。
人参は橙色に尽きる!と断言する人。
買って食べてみる人。いろいろな人がいる。

今は、その違いを楽しむことができるようになった。
反面、息子に対してはちょっと冷たい母さんだったかなと思う。
素直に「ムカエニキテクレ」と言ってくれれば行ったんだけどな。

もうすぐ冬至。ゆず湯であたたまろう。

 

(投稿者@PAO)