【学会部録】デリダはダレダ?
いよいよ今週末となりました。
第2回アローチャート学会 神奈川大会!
学会をより楽しんでいただくために、ここだけの秘密を話しちゃいます。
Jacques Derrida(1930-2004)
ジャック デリダ
というフランスの哲学者をご存知でしょうか?
哲学と言えば…難しい…よく分からない…といったイメージが強いでしょうか?
歴史から見てみると、
ソクラテス(BC469-399)やプラトン(BC427-347)などに代表される古代哲学。
アウグスティヌス(354-430)、アクィナス(1225-1274)が活躍した中世哲学。
デカルト(1596-1650)やスピノザ(1632-1677)、ロック(1632-1704)、マルクス(1788-1860)ルソー(1712-1778)など多くの哲学者が活躍した近世哲学。
カント(1724-1804)、ショーペンハウアー(1788-1860)、ニーチェ(1844-1900)やパース(1839-1914)と聞き覚えのある名前が多い近代哲学。
そして、構造主義の時代を決定づけたクロード・レヴィ=ストロース(1908-2009)、現象学の祖であるエドムント・フッサール(1859-1938)、構造主義の旗手のミシェル・フーコー(1926-1984)、反証可能性のカール・ポパー(1902-1994)と、アローチャートの講義の中でも出てきた哲学者たちが活躍した現代哲学。
大きく5つの時代に分類されています。
今回ご紹介するのは、現代哲学者として活躍し、フーコーとともにポスト構造主義者として名を馳せた ジャック・デリダ です。
構造主義…「構造」…なんだかそれらしくなってきましたね。
デリダは【Déconstructhion(脱構築)】という手法を考えた哲学者として、政治や法の問題から民主主義に大きな影響を与えた哲学者です。
この、【Déconstructhion(脱構築)】学会で話が出るみたいですよ…要チェックですよ(;≧д≦)
1日目なのか…2日目なのか……気になりますね…話をしてくれるのは誰なんでしょうね…
話をもどして、デリダが産まれる数年前、現代哲学史のなかでは、『大陸哲学』(主な手法として解釈学・現象学・実存主義・構造主義)と『分析哲学』(記号倫理学や言語分析・概念分析が中心)が分岐する動きを見せはじめたころで、デリダは2004年に没するまで影響を与え続け、亡くなった今日においても、その影響力は大きなものとなっています。
「解釈」「現象学」「構造」「分析」
アローチャートの研修会や勉強会では見たり聞いたりすることが多い言葉ですね。
哲学と一緒に考えてみるのも、視点が増えて面白くなるはずです。
学会まであと少し、ドキドキですね。
デリダについて語るのはダレダ?
広報部@若頭