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ベンダーロックインという言葉をご存じでしょうか?

IT系のサービスで良く聞く言葉なのですが、あるサービスを利用し始めるとそのサービスから離れられなくなる状態を言います。

そのサービスを使う事に利益を感じているうちは良いのですが、別のサービスに切替をしたいと思ったときに、データが引き継げないなどの理由で、使いにくくても使い続けなければいけない状況も生じます。

介護の正解でも最近は良く聞くようになりました。2000年から始まった介護保険サービスですが、伝送による国保連請求が当初から標準的に推奨されていたこともあり、介護業務ソフトを使うことが浸透しました。長年使っていると別の会社のソフトに切替をしたいと思う事があります。長年使っていた今までのソフトには、介護サービス計画書や支援経過といった大事なデータがたまっています。新しいソフトに引き継ぐことは現状では簡単にはできません。また、東日本大震災以降良くきかれるようになった「クラウド」サービスによる介護システムですが、データの堅牢性としては抜群なのですが、いざ、別の会社の介護ソフトに切り替えようとするときには、データが引き継げない上、契約を終了するとデータも全て消去されてしまいます。

まさしく、ベンダーロックイン状態で、サービスをやめることが出来なくなります。

徐々にではありますが、介護システムを提供している会社(ベンダー)や周辺のコンサルティングを提供している会社では、データの互換性を持たせて、切替を自由にできたり、他社の介護支援ソフトと繋がるような動きが出始めています。
例えば、サービス提供票のデータを他社のソフトウェアでも読み取れるようにする。サービス提供実績を他社のケアプランソフトでも読み取れる様にする。などなど・・・

もう少し、介護のICTの世界は連携や連動ができるようにならないといけないですね。

担当:ツクダニ