「世界の平和を守るために
僕が悪を倒すんだ!」

テレビの戦隊ものを観終わり
威勢よく叫んでいる。

「どうやって倒すの?」
と聞くと

「こうやってこうやってこうだ!」
手足を一生懸命動かしている。

テレビの中のヒーローも
同じ動きをしていた。

「ふーん
それって、暴力にも見えるんだけど。」

「平和を守るためなんだ!」

「平和を守るために
平和じゃないことしても良いのかなぁ?」

「うーん・・・。」

「でも倒さないと悪が栄えるんだよね?」

「そう、そうなんだ!」

どうすれば良いのか、
私たち親子には分からない。

(おしまい)

※ストーリーはフィクションです。

by Dee