夜空を見上げて年甲斐もなく手をつないでみる

喧騒の中で照らされた横にある笑顔をみつめてみる

 

今日は季節はずれの花火大会

はしゃぐには少しだけ歳を取ったか

 

でも大輪の花の下では年齢や季節なんて意味を失う

 

花火の音に驚いたように小さな手が僕の掌の中で跳ねた

何も言わずに少しだけ強く握り返してみた

 

ただ大切なものを大事にしようと思った

 

私たちの毎日はそんなことの繰り返しかもしれない

@坂本文典