「聴く」と「聞く」
通勤時の車内や、朝のお弁当作りの時。
私は常に音楽を流している。
なんとなく、シーンとしたのが嫌なので、何でもいいので音を聞く。
今でこそ、配信なんかで音楽がより身近に…手軽なものになった気がする。ききたい時に、ききたい曲を手に入れることが容易に出来るようになった。
そんな中でも、実際にCDやLPを手にとり、ケースや歌詞カードの質感を味わうのも楽しみの1つである。レコード独特の音や、スピーカーから流れる音も味がある。
ちょっと怒りを発散したい時
嬉しい時、楽しい時
私の抱える様々な情況に寄り添ってくれたり、吹き飛ばしてくれたりする音楽。
「その時」耳にしたい曲を選んで聴く。
隙間だらけの心に、じわじわと沁みいる感じがする。
こんな時だからこそ、意識して生活に「音」を入れてみる。
コロナ禍となり、真っ先に「不要不急」と言われた音楽(エンタメ)に、私の生活は支えられているのだと、改めて思った。
(投稿者@辛酸)