新連載!アローチャートで社会調査 〜ケアマネジャー必要論宣言
居宅介護支援事業所でケアマネジャーをしています。アローチャートに出会う前は今以上に混沌としたプランを立てていました。ご本人、ご家族の思いだけでケアプランを作ってしまっていました。俗にいう「御用聞きプラン」。根拠も明確でなく、サービスありきの計画。長期目標と短期目標のつながりすら危ういものでした。 アローチャートに出会い、つながりが見えてくると、長期目標と短期目標のつながりはスッキリしてきました。サービスの入れ方もイメージが浮かんできて、ケアマネジャーとして、頭の整理ができるようになりました。
アローチャートを使いこなす…というにはまだまだ未熟者。日々勉強です。全国の仲間に助けられながら、細々とアローチャートを描き描きしています。
そんな日々を送っていた中で、とある研修を受けました。 所属組織の所在する地域の社会資源の理解や福祉計画の理解を改めて深める研修でした。 研修の中で、地域福祉計画における所属組織の役割を考えていくことになりました。
地域福祉計画における居宅支援事業所の役割…。 居宅支援事業所が地域福祉計画のどのような部分を担えているのか。担わなければならないのか。 居宅支援事業所のケアマネジャーができることは何なのか。
そもそも居宅介護支援事業所のケアマネジャーの仕事は何なのだろう。
ご利用者、ご家族が自宅で生活していくのに、困らないよう支援すること。⇒ケアプランをたてて、チーム支援を円滑に調整すること。⇒ケアプランの根拠を誰にでも説明できること。
私の中でこのように落ち着きました。
ケアプランの根拠を説明するには、アローチャートを用いれば…。
もし、ケアプランの根拠が説明できないとしたら、ケアマネジャーは必要とされない?今、問題となっているケアマネジャー不要論とはこういうこと⁈
そんな疑問をいだきつつ、研修は最終段階へ突入しました。
研修の最終課題として、地域福祉計画と関連付た社会福祉調査の実施が出されました。この課題、アローチャートと絡めて調査できないのだろうか…
この思いが今回のこの研究のはじまりでした。
(投稿者:memi)