Q:「抗い」を表す記号
「第1回アローチャート学会 使用上の注意」にある副作用の一つに、「思考過程という難しい言葉を遣うようになる」というものがあります。
思考過程だけでなく、普段、あまり使わない言葉を使うことが多くなるのですが、中でももっとも多いものが「アンビバレント」ではないでしょうか。
ただ、ちょっと気を付けてくださいね。
アンビバレント=ギザギザではありません。
アンビバレントは、日本語では「両価感情」。
プラスとマイナス
強さと弱さ
表と裏
当為と欲望 などなど、
一つの出来事に対し、相反する考えや感情が生まれるたり、価値が対抗したりしたとき、それらがセットでアンビバレントな情況と理解されるのです。
ですから、「ギザギザ」は、あくまで「抗っている」状況を示す記号でしかないのです。
(投稿 @あろま)