地域のなかで【51】
12月24日 クリスマス・イブを迎え今年も残すところわずかになってきましたね。
今年、地域の注連縄作りの担当になっておりますので、昨日は集会所に集まり、お宮や鳥居の飾り付け用を地域の方々と一緒に作っておりました。
最近は材料の藁そのものが手に入り難くなっており、地域によっては藁や作り手不足から、長年使用できる合繊製の注連縄を購入するところもあるようです。
私の地域も、購入の話が出たこともありますが高価なものでもあり、藁の提供をしてくださる方もいたことから手作りの注連縄が継続になっています。
実際に作業はなかなか難しいもので、藁を束ね、捻り、より合わせ…
地域の後期高齢者に教えていただきながらの作業ですが、
「なんでそんなことになるかのぉ。」
「指じゃなくて、手のひらのここで、こう!」
と、ベテランの感覚的なものを習うのは大変なことでした。
四苦八苦しながらではありましたが、皆さんと横綱型とごぼう型の2種類を作り終えることができました。
この注連縄作りを継承するためには、若手(と言っても、40〜60代)が技術を身に付けなければなりません。
毎年のように、「ビデオに撮っておかないと分からんようになる。」と皆で言いながら、
毎年のように、撮ることを忘れる。
これも一種の風物詩です。
我が家では、長男が小学校で注連縄作りがあり、立派なものを持って帰ってきましたので、それを飾ることにします。
昨年までは購入したものを飾っていましたが、来年以降は自分(家族)で作ってみようと誓いつつ、一年後には忘れていそうな私。
皆さんは注連縄作りの経験がありますか?
@若頭