mothers
最初の子を流産した時、
医者から“子供はできないかもしれない”と言われた
それでも時は流れ、吾子を初めてこの手に抱いた時
「我が子とはこんなに愛しいものか」、涙がこぼれた
娘の花嫁姿をみること、それがわたしの夢となった…
癌という病を患った時、
“この子らの晴れ姿は見れないのか”と不安に苛まれた
いつしか時は流れ、わたしの夢は形になった
愛し娘の晴れ姿を目にした時、想いが昇華したのを感じた
一つ一つささやかな夢が叶って行く
孫をこの手に抱くこと、それがわたしの夢に変わった…
娘が生んだ吾子を初めてこの手に抱いた時
「孫とはこんなに可愛いものか」、涙があふれた
娘の伴侶となった優しいひとは、娘を紹介する直前に大切な母を亡くす
可愛い孫をどんなにかその手に抱きたかっただろう…
息子の伴侶となる可愛いひとは、息子と知り合った頃に大切な母を亡くす
愛しい娘の花嫁姿をどんなにか見たかっただろう…
二人の母に、想いを馳せる
そしてわたしは…
夢を乗せて、母を生きよう
@くんちゃん