第6回アローチャート学会兵庫大会・御礼
全国各地から芦屋へお越しくださりありがとうございました。
今年の流行語大賞になった“ONE TEAM”
1日目の朝、実行委員の皆が手をつなぎ叫んだ言葉でした。
緊張で声も手も震えていました。
大会テーマは『わたしたちの未来~アローチャートで描くもの~』
基調講演の福富昌城先生には、「時代が移っても変わらないアセスメントの本質」について、記念講演の高野龍昭先生には、「2030年のケアマネジャー」についてご講演いただきました。研究発表していただいた山田敬子様、宍戸保孝様、福山鏡様、山崎真湖人様、石田英一郎様、今野るみ様、素晴らしい演者の皆様と、大出京子様の司会、福富昌城先生の講評により、多くの気づきや刺激を得、気持ちの高鳴りが抑えきれないほどでした。
懇親会では、木村美泉様とお弟子様のマリンバ演奏で皆様をお迎えし、学会長の吉島豊録先生の好きな歌「時代」の合唱で宴がスタート。ミュージックチェアゲームの決勝戦は、“にわかサンバチーム”で大盛り上がり。参加者の即興マリンバ演奏に、再び皆の大合唱♪
2日目、吉島豊録先生の特別講座「アローチャートを描くのに理論は必要か?」では、紙粘土を使った講義でした。急遽、福富先生、昨日研究発表していただいた山崎様と石田様もご登壇くださることになり、まさにシンポウム状態。嬉しい想定外でした。
分科会では、「基礎講座 描きたくなるなる‼アローチャート」の藤澤恵美様とビワゼミ生、「TRIAL!主観的事実への接近」の色部恭子様、「客観は語る 第2章」の児嶋咲由美様、三澤弥生様、木村秋子様、どれも学びを深められ、さらに発展していく予感がする内容。
参加者の皆様はどこに参加しようか悩まれている様子でした。
ポスター発表の佐野恵子様、平山智也様の発表は、会場全体が引き込まれました。
ひろばアローチャートでは、副実行委員長の下猶好恵様と稲岡錠二様が会場を盛り上げてくれました。皆様が笑顔で情報をつないでいる様子は忘れられない光景になりました。
閉会式では来年の開催地、八百万の神の國「島根」へ襷を渡しました。
新たなチャレンジZOOMのデモンストレーションでは、会場に来られなかった会員のお二人がスクリーンにサプライズ登場。
エンドロールには、“過去”のアローチャートミーティングから第5回までの歩み、今大会の準備の様子、そして二日間の大会の様子“現在”が映し出されました。
実行委員全員でそれぞれの“未来”へ向かう皆様を感謝の気持ちでお見送り。
私の今大会での印象的な言葉の一つは「人は心で補いながら情報を見ている」です。
情報収集と同時に心が動いている。客観と主観、人を理解することのエッセンスは?
大会の余韻に浸りながら、じっくりと自分の学びを深めていきたいと思います。
不手際が多々ありましたが、皆様の広いお心で無事に大会を終えることができました。
大会でお話くださった演者の皆様、アローチャート研究会役員様、ご協賛いただいた皆様、そして大会にご参加くださった皆様に心より厚くお礼申し上げます。
また来年、島根で集いましょう。
2019年12月3日
第6回アローチャート兵庫大会
実行委員長 道上江利子