Q:量と質(2)
突然ですが、みなさんは、お箸はどのように持たれますか?
正しいお箸の持ち方以外には、握り箸や交差箸、ペン箸などといわれるもち方があります。
私も、中学生頃までは交差箸で持っていた記憶があります。
それを、何度も何度も親から注意され、正しいお箸の持ち方を練習することにより、
今では、最初からそのように持っていたかのように、正しい持ち方でお箸を使っています。
逆に、交差箸で持ってみてといわれてもできません。
なぜなら、正しい持ち方は、機能的であり、身体にしみこませてしまえば、
それが一番楽だからのでしょう。
前置きが長くなりましたが、アローチャートを学ぶのも、同じではないでしょうか。
アローチャートを知った。
そして、今までとは違う発想をしなければならない。
違う発想なので、慣れない。
慣れないので、一つのケースに取り組むのに時間を要する。
そればかりにかかっていられないので、やめてしまう。
やめてしまうので、身につかない。
身につかないから、元のままでいるしかない。
確かに、今まで行ってきた型を変えるのは手間がかかります。
でも、その手間を乗り越えて、機能的な方法を身につけることができれば、
それが、日本人なら、普通にお箸が持てるが如くに、
上手に使うことができるようになるのだと思います。
では、交差箸でもって物をつまんでください、といわれてもできないように。
(投稿 @あろま)