Q:もう一つの遡及推論
先週の話題は、「遡及推論」でした。
これは、「今」から時間を遡って、困りごとが生じたまでの仮説を立てよう、という試みです。今日、もう一つの「遡及推論」についてを考えたいと思います。
それは、「未来」から「今」を遡る、という考えです。
言葉としては、「未来」というより「未来完了」という言葉のほうがよいかもしれません。
「未来完了」とは、これから先のある時点、すなわち「未来」のある時点ではこうなっている、すなわち「完了」している状態を指します。
未来に完了している姿って、なんでしょう?
これって、目標にしたい姿ではないでしょうか。
遠い将来、こうあってほしいな、という自分の姿。
その姿をAとします。
そして、その少し「今」に近いがB
そして、Bよりも少し「今」に近い姿がC
そして、Cよりも少し「今」に近い姿がD
「未来」から「今」に向かって遡りながら推論する、
これを、「未来完了からの遡及推論」と、説明しています。
こちらの記事も、ご参照ください。
(投稿 @あろま)