雲が低い日
50歳を過ぎて、人様の前で、例えば「アセスメント」とか「アローチャート」についてお話しすることが増えた。
現場のケアマネの皆さんに近くお会いして双方向に学びを深められることは、ゾクゾクするほど楽しい。
が、私の場合、アウトプットした後は、いつも、一抹の寂しさを感じる。
そして、ご利用者のもとに帰りたくなる。
研修で発信したあとの寂しさを思うとき、「私の根幹は現場でご利用者と関わることでできているんだな~」といつも感じる。
急いで帰ってご利用者と手をつないで、自分でも意味のわからない寂しさを埋めたくなる。
そうやってインプットしながら過ごす日々が自分には合っている。
ご利用者参加の担当者会議をどう深めたらいいか、お気持ちの揺れにどう寄り添ったらいいか、そんなことを悩んでいることが自分の身の丈に合っていて、ホッとする。
このインプットとアウトプットのバランスが、好き。
(投稿者@marua)