Q:手立てを抜く
花を生けるときには、「花は下向きに生けてはいけない」とか、「花や葉の裏側を見せてはいけない」とか、「嶮山を隠す」といったような鉄則があるそうです。
では、得てきた情報をアローチャートとして描くときの鉄則はなんでしょうか。
今日は、その一つが「手当さてていることやサービスは描かない」ということです。
「杖で歩いている」
「ヘルパーにより介助」
「吸引が必要」
などなど、人々の暮らしは、様々な工夫や支援に満ち溢れています。
でも、それらは何かしらの困ったことがあるので、それを何とかしたいとされていること。
なので、これらの情報は、客観的事実を中心とした分析を終え、N構造やA構造を下流に探す前に、
その人の強みを見出しているときにギザギザ○(客観的事実)として描きいれたり、
ニーズを見出したことに対して、手だてが講じられている事として描きいれるようにすることにしてみてください。
(投稿 @あろま)