蝉しぐれ

☆shan note☆　ace of acs
emotive chained and unchained. mistery of your mind and behavior.

 

久々に登場、しゃんのーとＡＣ

僕は、人と真摯に向き合うケアマネジャーの仕事が好きです。誇りに思っています。故に自分の至らなさに心が削られていくことも多々あります。

そんな想い、悩みを持っている仲間はたくさんいることでしょう。

そして、それぞれが自分の中で、何らかの方法で帳尻を合わせて日々を過ごしていらっしゃると思います。

そんな日々に少し疲れた僕は、毎年恒例の家族旅行に行ってきました。

当然のことながら、家族サービスという側面が８割なわけですが、その中でも限られた時間ではありますが、一人ゆっくりと疲れを癒す時間を持つべくしていること、、、それは、妻や子どもが寝息を立てている最中に一人温泉。

早朝、誰もいない静かな露天風呂に浸かり、、、少し火照った身体を覚まそうと椅子に座って空を眺めてぼーっとします。すると、それまで気にも留めていなかったいろんな音が聴こえてきます。

鳥のさえずりや、無数の蝉の鳴き声。。。更に目を閉じて耳をすましていると、一斉にいろんな者たちが何かを伝えようとしているのだろうかと思いを馳せていく自分。。。果たして鳴いているのか、泣いているのか。何がしたいのか、強さ、弱さ、喜び、悲しみ、、、勝手に想像をしていくわけです。生物学的には、単なる配偶行動なんでしょうけどねｗ

何も考える必要もないのに知らず知らず思考（妄想）する自分は（それも何かを擬人化したりしてｗ）、結局、何かに思いを馳せる時間が好きなんだということと、人は思考し続けるんだということに改めて気づかされる。そして、「まあ、しょーがねーか」と独りつぶやき、止まぬ蝉しぐれを浴びながら上がり湯を浴びて疲れを洗い流した頃には、少しだけ背筋が伸びた感じになっています。

今年も、一人温泉を満喫して部屋に戻ると、子どもが半分寝ぼけ眼のくせに不敵な笑みを浮かべてこう言いました。

「やっと帰ってきたｗ早くあそぼｗ」

はいはい、まだまだがんばりますよｗ

投稿者＠しゃん

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