「で?」の哲学
僕は、ゼミや事例検討の時「で?」と言うらしい。
「で?」を用いて相手に促す内容は、場面場面で違いはあるが、多くは『考察』が浅い場合に使っているようだ。
『感想』と『考察』は違う。
『考察』は、明らかにしたい、明確にしたい何かに向かって推論を展開することだ。推論の道筋が見えない時に用いるとよい。
しかし、あまり感じの良い言葉ではない。使い方を間違うと相手を萎縮させてしまう。ある程度の信頼関係が築かれていることが前提となる。
つまり、僕が「で?」を発する時は「僕はあなたのことを信頼しています。だから、あなたも僕のことを信頼してくださいね」という暗々裏のメッセージが在るのである。
いわば、僕の身勝手な「甘えの構造」がそこに露呈しているのである。
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