介護や福祉分野でのインターネット関連サービス利用に思う(1)
介護や福祉分野でのインターネット関連サービス利用に思う(1)
他職種連携というキーワードが毎日のように聞こえてくるこの頃です。地域包括ケアシステムの中でも、医療と介護の情報連携を推進しましょうということをしきりに言われています。
日常生活では、「Line」やフェイスブック「Message」を使って、家族や友人と連絡を取っている方も多くいることと思います。
その延長で、これらのツールを使って、いわゆる他職種連携を行っている方も少なからずおられるのではないかと思います。
ここで一つ注意を・・・
Lineやフェイスブック「Message」は基本的に無料で使うことができます。
プライバシー設定など注意すれば事故は起きにくいと考えますが、「無料」には意味があります。
無料で使える代わりに、Lineやフェイスブック「Message」でやり取りされている情報を二次的に活用することを前提に「無料」で提供しているのです。
「Line」は最近、アプリレベルでは暗号化された通信(また別の機会にわかりやすく解説します)に変わりました。
通信上は安全とも言えますが、やり取りされた「情報」は運営会社側が二次的な活用をしていることを前提に、個人情報などのやり取りをいたしましょう。
基本的には、Lineやフェイスブック「Message」で個人情報のやり取りをするのはお勧めできません。
しかし、このようなSNSサービスは非常に便利です。
手紙から電話やファックスへ、そしてE-mailへと連絡手段は移り変わってきました。
SNSはE-mailの先を行く連絡手段と言われています。
安全に使うにはどうしたら良いか・・・・また次回お話しさせていただきます。