ビブリオアローチャートを開催した模様をお伝えいたします!
皆さんこんにちは小樽市の和楽です。
2017年小樽第1回目となります「ビブリオアローチャート」を開催しましたので、イベントの模様をお伝え致します!
ビブリオアローチャートって?
ビブリオアローチャートとは、アローチャートを使用して「知的書評合戦」であるビブリオバトルを行うイベントです。今回が初めての内容となります。
ビブリオバトルとは?
みんなで集まって5分で本を紹介。そして参加者が読みたくなった本(= チャンプ本)を投票して決定する、スポーツのような書評会です。本の紹介の際にアローチャートを使用しました。
ビブリオアローチャートの進め方は?
総勢11名の発表者がおすすめの本を持参しご参加下さいました。
ご持参頂いた本は、心理学、哲学、写真集、絵本、小説などなど本当に多岐に渡りました。
冒頭は初めての方々もいらっしゃいましたのでアローチャートの簡単なルールからご説明しました。
そして自分のおすすめの本について、話の内容や、登場人物の気持ち、自分の感想などをアローチャートとして図に落とし込んで行きました。
アローチャートが出来上がると、図を壁に写して発表者が1人ずつ前に出てきて発表します。人前で発表をするのは緊張し上手く説明出来ない事もあるものですが、こうして図を元に説明して行くと自分の気持ちを伝え易く、とても発表しやすいと感じました。
アローチャートを使用しての其々の発表では、知っていると思っていた絵本「ねずみの相撲」が経済学の本に思えて来たり、建築の写真集のプレゼンで限界集落について考えさせられたりと本当に多種多様な紹介の仕方に驚きました。
チャンプ本の行方は?
最後に参加者全員に用紙をお配りし、どの本が一番読んでみたくなったかを無記名で投票しました。
投票の結果、「ねずみの相撲」「正しいパンツのたたみ方」を発表して下さったお二人が同率で一位となりました!!
お二人には小樽銘菓の優勝賞品を半分ずつ贈呈させて頂きました!
イベントを終えて。
今回のイベントを通して、アローチャートについて悩むくらいなら描いてみるという事を大事にし、厳密なルールは省きエッセンスとして使用いたしました。初めての方もすんなりと受け入れ描かれていた事がとても印象的でした。
イベント終了後はご参加頂いた皆様より発表された本の問い合わせが有ったり、実際に読んでみたという方もいらっしゃいました。
終了早々に第二弾開催のご希望も聞かれ、常連で会を支えてくれている皆様の他に初めて参加してくれた方々にも楽しんでいただき、もう一度開催したいと思うイベントとなりました。
今回初めて開催した「ビブリオアローチャート」は文字通り、本を通して人と出会う。そして人を通して本と出会うひと時となりました。
開催前は初めての事なので不安もありましたが。終わった実感として、本とペンと紙があれば誰でも気軽に開催しアローチャートを使って交流、学びを共にする事が出来ると感じました。全国の勉強会の皆様も是非一度お試し頂けたらと思います。
以上が小樽から「ビブリオアローチャート」開催のご報告でした!
最後までお読み頂きありがとうございました!
(和楽)