やはず第6号編集日記〜いよいよ今月発送予定です
発行前の「やはず第6号」の原稿を読む。次の日、また読む。再度読み返す。
今回、スルメ号だなと思う。読めば読むほど味がある。
気になって目を止めた言葉を拾い上げれば、それを持って出かけたくなる。
一度目に読んだ時には感じなかったものを二度目、三度目の行間に発見する。
コンセプトは「描きながら迷い込んだ思考の森に 僕はもう一度迷い込もうと思う。」!
し、思考の森って、深そう、、、。
わざわざ迷い込もうとするからには、そう覚悟した理由があるわけで。
「描きながら迷い込んだ思考の森に なぜ僕はまた迷い込もうとするのだろう。」
もう森には行かないという選択肢もあったはずだ。あるいは
「描きながら迷い込んだ思考の森に 僕は今度は迷わず進もうと思う。」
、、、。
迷わない自信がこれっぽちもない。
それにもし迷わなかったら、自分の存在意義が薄れてしまうような危機感が。
森には何か大事なものが隠れている。
「やはず第6号」を読むと、迷うことは自然なことで、揺れ動く相手に合わせて自分もまた揺れ動き、一緒に迷子を愉しもうじゃないかという気持ちになれる。迷うのも一人じゃなければ心強い。
困った時、悩んだ時にどんな言葉や本が道標となったか、特集の中でいくつか紹介させてもらった。紙面の関係で多くは載せられなかったが、きっと道標は人の数ほどあるに違いない。
「やはず」をきっかけとして、今度他の人にも聞いてみよう。
そしてそれらを携えて、再び思考の森へと迷い込む。
誰かとともに。
(投稿者@PAO)