地域のなかで【40】
先週末は敬老の日に関連したイベントが台風の影響を受けながらも各地で開催されたようだ。
私も日曜日は自治会の敬老会に担当組の一人として参加。
年度始めの計画では、舞踊や歌謡のボランティア団体に参加していただく予定であったが、構成メンバーが敬老者ということで、自身の敬老会と重なってまさかのキャンセル。
空いてしまった時間をどうするか…と当日になって私に下った指示は、
「なんか高齢者向けの講演を頼まぁ。20分ぐらいでええけぇ」
という素敵な無茶振り。
乾杯のビールもそこそこに、ネタを頭の中から絞り出し、
「介護保険制度と地域に求められる自助と互助」
をテーマに制度の仕組みと地域包括ケアにおいて地域の役割を簡単に語った。
宴会のなかでの講演だったが、皆さん食事の手を止めて聞いていただき、敬老会後には
「良い話を聞かせてもらった」
「知らんことだった」
との声も。
やはり介護保険制度は当事者にならないと基本的な部分も理解されていないことを感じた。
今回の敬老会をきっかけに、地域で語ることが増えそうだ。
@若頭