地域のなかで【47】
今週末、大人も子供も参加可能なウォーキングイベントが私の地域で開催される。
主催者役員になっている関係で、準備〜当日の運営まで担当となる。
役員と言っても、PTA会長としての充て職なのだが…
決められたコースをウォーキングしながら、道中数カ所のチェックポイントで説明される歴史的なことや橋の長さなどがゴール後に出題され、正解数に合わせて景品をもらえるというイベントである。
先日、コースが決定したとの連絡を受けて、先導者としてコースの下見をおこなった。
全行程が6.5km、日本海を眺め潮風を受けてのアップダウンも少ない比較的簡単なコース。
コースの状況とチェックポイントを確認しながらコースチェックしたが、知らないことが多い。
あるチェックポイントではお地蔵さんが鍵になるのだが、そのお地蔵さんを通過してしまい、後から確認に戻った。
空き家も増え、子供の頃にお世話になった商店は閉まり、すれ違う人も数える程度。
20年以上も通ったことがない道もあり、地元に住んでいながら知らないことの多さにあらためて気付かされた。
車では気がつかないものや道路の状況など、自分の足で歩いて初めてわかることがある。
コースの一部は小学生や中学生の通学路にもなっている。
このウォーキングに参加する子供達と、確認をしながら通学の安全性についても確認ができそうだ。
地域を知ることで得られるものがあることを再確認するとともに、この地域のこれからを考える良い機会。
そんなことをコースチェックの報告のついでに公民館で話していたら、30〜40代の若手(?)を集めて地域のことを考える機会を作ろうという話になり、また仕事が増えた。
私も気がつけば40代となり、地域のなかでの役割が増えていくお年頃になったのだろう。
ただ…休憩しながらではあるが、今時の小学生は6.5kmを歩けるのだろうか。
@若頭