『出張sapac を終えて』
『sapac』は、アローチャートとジェノグラム、時間軸を用いてアセスメントを参加者皆でシェアして考える
sapac を用いて事例検討会を他法人で行う機会も増えました
6月に行った事例検討会のテーマは
《表面上は関係性の悪くない母と子供達の家族。
数年前より物忘れの認知症状が見られるようになった母であったがBPSDもなく在宅の介護サービス利用で落ち着き在宅生活が継続していた。
……にも関わらず家族様の強い要望で施設入所が決まった。》
なぜ、そうなったのかジェノグラムや年表、アローチャートを用いて見える化して考えました。
テーマが《家族》にまで広がった場合、ジェノグラムを丁寧に分析することは有効だと改めて認識できました。
感じたことは
○親子の境界
○つながりの強弱の変化に気づく
○家族内でパワーを持つ人が変わる、誰になったか?結果どのような家族に変化したか?パワーを持った人の家族への関わり方に違和感はないか?
事例検討会の時に出てくる質問やまとめ方が事業所によって違いがあり、毎回面白い気付きをいただきます。
これからも事例検討会を多く参加させていただき学びを深めたいと思います。