第3回 アローチャート学会 熊本大会 ご参加 御礼と まとめ

アローチャート研究会 会長 吉島豊録

 

佐野惠子実行委員長指揮のもと企画・運営された、第3回 アローチャート学会 熊本大会が無事、盛会のうちに幕を閉じました(2016.11.12~13)。

遠方からも多くのご参加をいただき、この場をお借りして御礼申し上げます。

また、去る2016.4.14と4.16に発生した熊本地震の被災者でありながら、通常のお仕事に加えて、大会の企画・準備をしてくださった実行委員の皆様には、あらためて敬意とともに厚く厚く御礼申し上げます。

 

さて、今回の大会では、

  • 意図的にアローチャートを描く
  • 主観的事実の無時間性

という二つの視点が取り出されたように思います。

「意図的にアローチャートを描く」とは、そこにある種の構造があることを想定して描いてみる、ということです。アローチャートは、収集した情報を分析する際のメソッドであることを強く意識することによって、進化・深化してきました。そこから考えると、「仮説形成」の醍醐味である『飛躍』をアローチャートに描き表すことだとも換言できるかもしれません。

「主観的事実の無時間性」とは、主観的事実に繋がる矢印は『時間』という位置を持たないのではないかという整理です。ですから、これまで「因果関係」と「時間の流れ」が矢印の意味としてきましたが、「背景」や「意味づけ」と言った概念の力も借りながら整理を試みる必要がありそうです。

 

取り出した上記二つの視点を足がかりに、今後は

  • 主観的事実に対して批判的関心を寄せ
  • 主観的事実だけの研修を構築する

等、新しい地平が見えてきたように思えます。

 

来年度は、北海道小樽市で第4回学会を行う予定にしています。

アローチャートのさらなる進化・深化をご披露できるよう精進してまいります。

取り急ぎ、お礼と まとめ まで。