2020.1.23
山陰の港町から初めて山口県の地を踏み、瀬戸内海の島に移り住んで10年になります。
山陰でケアマネジャーとして働いていた10年をとても長く感じていました。
ですが、振り返ってみると、それと同じだけの月日が流れたことになります。
今までお世話になった町は、漁師と農業の兼業の町、城下町、高齢化率50%を超える町、商人の町‥と色々です。
地域によって培われた長年の歴史。他所者である私は、それぞれ独特な風土、言葉の壁、人柄の変化、文化の違いに戸惑うことがたくさんありました。
「だんだん」「ばんじまして」「どげしちょられますか」「それでお母さんはなんて言ぅちょっちゃったんですか」「ばーばらぼー」「たう」「みてる」「しあわせるね」
他所者である私ですがどの言葉も、『戸惑い』から徐々に心地よく響く言葉に変わってきました。
その分、その土地の生活者になったということでしょうか。
こうした言葉は私のなかを透過して歩いてきた道の足跡になってくれているような気がします。
皆さんの心に積み重なってきた言葉はどんな言葉ですか?
@まるあ