ガチンコ勉強会が始まりました~その2
今日は、ガチンコ勉強会のレポートです。
構成メンバー4人の研修歴は以下の通り。
一昨年度に1回、昨年度に1回、12時間の更新研修でアローチャートにふれた二人。
一人は課題整理総括表(の前身)を用いた研修に参加したことのある人。
一人はケアマネジャー資格はお持ちでない看護師さん。
予防マネジメント様式を用いて「客観的事実の確認と、その因果関係を考える」という予習をしてもらい、本番を迎えました。
勉強会の初めに、
・この勉強会は描くことを目的にしてない
・アローチャートを描くことで何を行いたいのか、行えるのか
・アローチャートの可能性と限界
・→は思考の足跡。足跡は歩み。歩みを見つめよう。
等をオリエンテーション。
そして予習をしてもらったものをもとに、説明をしあってもらい、円環的因果関係を読み解く、ということを体感。
予防プランの様式では、各アセスメント項目ごとに意向や背景・原因を記載することになっているけれど、
因果関係は、アセスメント項目どうしでも、他領域の背景・原因とも関係していることを確認できました。
(鉛筆で描きこんであるので、画像を拡大してみないと、思考の足跡の様子はわかりません(^^ゞ)
そのあとは、予防プラン上で読み解いた因果関係を、アローチャートに落とし込んでみるのですが、
更新研修でアローチャートに触れたことのある一人が、
「この情報をつなげたいんだけど、つながらない」と、描き描きの手が止まってしまっています。
みると、その情報は「杖を使えば歩くことができる」というもの。
今は、困りごとの因果関係を読み解いているので、「できる」という、その人にとってはプラスとなる情報は、浮いてしまうんですね。
「情報をつなぐ」というと、すべての情報をつなぎ合わせたくなるのが人情。
でも
1)「今」は必要でない情報もあるんだね
2)浮いた情報は、見方を変えてみることで、違った景色がみえるんだね
ということに気づけたところで、この日のランチョンセミナーは終了。
次回は都合により45日後。
でも、何もしないで45日も過ぎてしまうと、今日、感じたこと、わかったことも、きっと忘れってしまう。
なので、この間、最低1事例は「困りごとについての客観的事実をつないでみる」ということを宿題に。
そして、次回その宿題で描いた事例をもとに、ランチョンセミナーを行うことに。
さて、どんな展開になっていくでしょう。私も、その日にならなくてはわかりません。
ワクワク、ドキドキ。
(投稿 @あろま)