ガチンコ勉強会が始まりました~その2

今日は、ガチンコ勉強会のレポートです。

構成メンバー4人の研修歴は以下の通り。

一昨年度に1回、昨年度に1回、12時間の更新研修でアローチャートにふれた二人。

一人は課題整理総括表(の前身)を用いた研修に参加したことのある人。

一人はケアマネジャー資格はお持ちでない看護師さん。

予防マネジメント様式を用いて「客観的事実の確認と、その因果関係を考える」という予習をしてもらい、本番を迎えました。

DSC_0154

勉強会の初めに、

・この勉強会は描くことを目的にしてない

・アローチャートを描くことで何を行いたいのか、行えるのか

・アローチャートの可能性と限界

・→は思考の足跡。足跡は歩み。歩みを見つめよう。

等をオリエンテーション。

そして予習をしてもらったものをもとに、説明をしあってもらい、円環的因果関係を読み解く、ということを体感。

予防プランの様式では、各アセスメント項目ごとに意向や背景・原因を記載することになっているけれど、

因果関係は、アセスメント項目どうしでも、他領域の背景・原因とも関係していることを確認できました。

DSC_0158

(鉛筆で描きこんであるので、画像を拡大してみないと、思考の足跡の様子はわかりません(^^ゞ)

そのあとは、予防プラン上で読み解いた因果関係を、アローチャートに落とし込んでみるのですが、

更新研修でアローチャートに触れたことのある一人が、

「この情報をつなげたいんだけど、つながらない」と、描き描きの手が止まってしまっています。

みると、その情報は「杖を使えば歩くことができる」というもの。

今は、困りごとの因果関係を読み解いているので、「できる」という、その人にとってはプラスとなる情報は、浮いてしまうんですね。

「情報をつなぐ」というと、すべての情報をつなぎ合わせたくなるのが人情。

でも

1)「今」は必要でない情報もあるんだね

2)浮いた情報は、見方を変えてみることで、違った景色がみえるんだね

ということに気づけたところで、この日のランチョンセミナーは終了。

次回は都合により45日後。

でも、何もしないで45日も過ぎてしまうと、今日、感じたこと、わかったことも、きっと忘れってしまう。

なので、この間、最低1事例は「困りごとについての客観的事実をつないでみる」ということを宿題に。

そして、次回その宿題で描いた事例をもとに、ランチョンセミナーを行うことに。

さて、どんな展開になっていくでしょう。私も、その日にならなくてはわかりません。

ワクワク、ドキドキ。

(投稿 @あろま)

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