地域のなかで【18】
あるイベントがきっかけとなり、アローチャートの研修会を開催することとなった。
県内なのだが、未だに足を踏み入れたことがない地域である。
数年前に行く機会があったのだが、子供の体調不良で断念したことがある。
そこへ行くためには、空路か航路を選択することになる。
今の予定では航路で向かうことにしているが、この距離を船で移動した経験はない。
航路といえば、広島県の宮島フェリーしか乗ったことがない。
今回、乗り場からは目的地が見えない距離を船で移動するということで、ドキドキ感がある。
(私自身、経験がないので、酔うかどうかすら分からないのである。)
島という環境のため、同じ県内でありながら、行程やそれに付随する費用面を考えると、外部の研修会に参加する機会も限られてしまう地域でもあろう。気象条件によっても左右されてしまう。
そのような地域性もあるのか、関わらせていただいている方々は「学び」に対してよりストイックである。
研修の受講者という立場であっても、受講費以外に交通費(空路、航路)、宿泊費(前泊、後泊)が必要になることを考えると、その意識は違ってきても不思議ではない。
3月、この地域を訪ねての研修会。
「この機会を逃すものかΨ(`∀´)Ψ」
と、待ち構えている雰囲気が、やりとりのなかでヒシヒシと伝わってくる。
今回の研修会が、地域にとって少しでもプラスに作用するように努めなければならないが、「少しのプラス」では許してもらえそうにもない気がするので、念入りな準備を始めよう。
広報部@若頭