ROAD TO SHIGA!! 待ちきれないぜアローチャート学会 耳より情報!其の陸「講演ちょと見せちゃいます①」
今日は秋分の日。醜聞の日ではございません(笑)
そうです。祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日です。
これから多死時代になろうとしている日本。
秋分の日も大忙しになることでしょう。
ということで、本日のちら見せは、緊急参戦決定のあのお方が満を持して登場!!
これからの日本を見据えた何とも刺激的なタイトルでご講演を頂くのは、島根が生んだ毒ガス先生です。
では、お願い致します。
第1回アローチャート学会滋賀大会の1日目(10月25日)にちょっとだけ講義をさせていただく高野龍昭と申します。
その講義のテーマは『終焉に向かう介護保険制度とケアマネジメント』。なんとも刺激的だと思いませんか?
私は、吉島先生と同様、90年代半ばから在宅介護支援センターでケアマネジメントの実務に就き、介護保険制度施行後もケアマネジャーの仕事を経験した後、研究・教育の分野に移った者です。
その経験を踏まえてみると、最近のケアマネジメントや介護保険制度は、その導入・創設の意義がすっかり薄れ、もはや異質なものに歪められているといった感を禁じ得ません。
私の講義では、アローチャートを学ぶみなさまに、そうした問題意識を「率直」かつ「毒々しく」お話するつもりです。
ちょっとだけその講義を「ネタバレ」させると…。
【第1部】
2006年・2012年・2015年の介護保険制度改正に際し、それぞれの時期に繰り広げられた『ケアマネジメント批判』について概括します。
【第2部】
その結果、2015年改正で出てきた「ケアマネジメントの見直し策」は、「研修体制の見直し」と「地域ケア会議の充実」なのですが、これらがケアマネジャーにとって『諸刃の剣』であることを解説します。
さらに、2015年改正における「予防給付の見直し」(介護予防訪問介護・通所介護の地域支援事業への移行)が、そもそもの介護保険の理念を曲げる布石となりえることを解説し、利用者主体かつニーズ志向のケアマネジメントが危機に陥る可能性を指摘します。
【第3部】
一言で言えば、2015年の介護保険法改正とそれに続く制度改正によって「財政志向のケアマネジメント」となる危険性が高まるのですが、それに立ち向かうためには、ケアマネジャーが利用者のニーズを的確に把握してそれを説明し、「財政を超えた利用者ニーズ」を主張できなければならないことをお話します。それがなければ、介護保険もケアマネジメントも終わる、と。
そして、それに立ち向かうための有力な考え方・手法として、アローチャートが…。
…これ以上は♡ダメよ~♡ダメ♡ダメっ♡…。当日のお楽しみ♪です。ご関心のおありの方は学会当日に、ぜひ。
私の講義が、みなさまがアローチャートを学ぶ一つの刺激となれば幸いです。
彦根でひとりでも多くの方とお会いできるのを楽しみにしています。
(高野龍昭・東洋大学ライフデザイン学部准教授)
ほら、いろんな意味で刺激的でしょ(笑)
本物を体感しに来てくださいね!!
広報部@しゃん
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1位の間に購入しておいても良いかも(笑)