私にとって癒しとは



カオマルくん。

ストレス解消グッズとしてよく売られているらしい。
娘に借りてみた。確かに可愛らしいけど。
握った感じが柔らかくて、その感触に癒されるのか。
力を入れて表情を歪めたり縮ませたりして面白がるのか。
わかるようで実際にはピンとこなかった。

ところが。
よーく顔を見て頬を撫でると、勝手に頭の中でセリフが再生。

「ありがとう。」

まるでカオマルくんが語っているような言葉は、
私がどんどん自分の中で活字にしている。
もしかしたら、これが癒しのプロセス。

「私」の中で言葉が生まれ
何かが動き始める。
瞬間、余計なことを忘れ
思わず笑ってしまう。
気分が変わっていく自分が可笑しくて。

「私にとって癒しとは、自分自身との対話によって生まれるもの」
それも何かを介して。
青空だったり
山だったり
新緑だったり
小さな動物だったり
コトコト煮える鍋の中身だったり
花だったり、、、
紙とペンだったり!

描くことは時には苦しいけど
新しい自分に出会える時もあるし、
やはり癒しの効果があるのだろうと思う。

「そうだね。」
カオマルくんが相槌を打ってくれた。(ような気がする。)



(投稿者@PAO)

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