何の時間だったのだろう
「え~と」「あの~」「え~」「ん~」
来年の受験をひかえた息子の進学希望先の学校説明会で一番心に残った言葉。
仕事柄、私は使うことがないよう意識している言葉。
司会から各学科の担当教員まで、全ての場面で耳にした。
もちろん内容は頭に入ってこないし、結果として予定時間を20分以上超過して終了。
こうなると、「学生を募集しているので是非。」より「進学したければどうぞ。」という印象。
説明会後、進学希望だった息子に今後のことをたずねると、
「何か思っていた学校と違った。」
「たぶん、行かない。」と。
なるほど、子どもでも同じ印象を持つのか。
やはり、注意すべき言葉なのだろう。
「結局、今日は何の時間だったの?」
と問われたので、
「そうだね~、勉強会かな。」
「お父さんが仕事で気を付ける言葉遣いについての。」
すると、
「ふ~ん、気を付けな。」
だって。
何の時間だったんだろう。
@若頭