対話の足跡
第1回アローチャート学会から早くも半月が経ちました。
朝日を見ながら出勤、海を見ながら訪問、夕日を追って退勤する日常に戻りつつあります。
日々の仕事のなかでは、向き合う現実、背負っている役割の重さ、求められる専門性につぶされそうになるときもあるけれど、
彦根での二日間は思いを同じくする仲間との熱く楽しい癒しの二日間でした。
が、しか~し、私にとって、アローチャートそのものは決して「癒し」ではありません。
むしろアローチャートを描くことで突きつけられる苦しさ、見えてくる自分の思考や価値観にモヤモヤすることもしばしば…。
でもこれは対人援助を生業にする者が向き合わなければならない修行、試練のようなものなのかもしれませんね。
苦痛を伴いながらも描き、自分の思考に向き合う。
思考する自分との対話の足跡。
柔らかい砂地に静かにその足跡を遺し、自分と向き合わせてくれるアローチャート。
「知りたい」に一歩近づいた感覚。ご利用者との距離感。
そこに、心静まる一瞬を感じるのかも。
学会を終え、「だからアローチャートを描く。アローチャートって自分のために描いているんだな~。」としみじみと感じています。
(投稿 @まるあ)
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