Q:描いた。次にすることは?~その2
先週に引き続き、アローチャートを描いた後の検証についてを考えてみます。
先週は、それぞれの情報の性質、即ち(+)と(-)という性質によるつながりの検証を行いました。
こんどは、原因と結果の関係、即ち、時間の流れについてを検証してみます。
たとえば、「動悸がするので受診をしたら不整脈と診断された」を、
「動悸→不整脈」としていませんか?
このように描くと、不整脈の原因が動悸となりますね。
他にも、語られたように描くことで、原因と結果を逆につないでしまっていることが、よくあるように思います。
客観的事実における原因と結果の関係には、時間の流れがそこにあります。
時にはわかりにくいものもありますが、ちょっと立ち止まって、どちらが先で後なのかを、考えてみましょう。
(投稿 @あろま)