しゃんのーと AC

☆shan note☆ ace of acs
emotive chained and unchained. mistery of your mind and behavior.

前回の投稿から随分と間が空いてしまいました。。。
特段理由があったわけではございませんが、まあ、多忙は多忙でしたかね。

ってことで、今日は、あるところからリクエストもあり制度の話をちょっとだけ(ここの板では制度の話はしないつもりだったんですがw)。

先月の6日に開催された社会保障審議会介護給付費分科会にて諮問・答申された平成27年度介護報酬改定案に対して各所で激震が走り、様々なご意見が乱立したわけですが、だいぶ、ご意見も出尽くして、対応も進んできているんではないかと思います。
さて、開店休業中である僕の個人ブログ「しゃんのーと」と言えば、制度に関わること、主に国の審議会や検討会を傍聴してレポートすることがメインで数年間配信してきたわけですが、昨年の1月を最後にレポートを止めました。事情はたくさんあるんですが、一番は、やってきた手法で国に政策提言する時期が過ぎたってことでしたね。
だから、地域に戻ってアクションをしているって訳なので、僕個人としては、アクションは止まっていないんですw
現在進行形ですね。

もともと、財政規律で進んでいる政策審議に対して、違う視点で審議もしてねって提言をしてきていたので、数字の話は得意ではないということもあります。

とりあえず、減額の幅はどうであれ、介護保険部会の「介護保険制度の見直しに関する意見」がまとまった時点で方向性は粗方決まっていたわけです。あとは、どこまでやるかって話だったと。

今回、非常に厳しいってご意見が多数出ておりますし、事業をやっている立場としても厳しいなって実感もあります。

特定事業所集中減算については、第何回かは忘れましたが、故池田省三委員が「集中減算なんてデタラメだから止めていい」的な発言をしたことがあって、あら、いずれ解消する方向性もあるのか??なんて思ってたんでw対象範囲が拡がって割合が下がったのは想定してませんでしたがw

しかしながら、ほとんどのことが随分と前から予測されていたことなのは、僕のブログを見ていてくれた方々はご理解されているはずです。

そして、もう次の段階に進んでいる事もわかっておられるはず。

今回の改定で実現しなかったことが、次の審議では確実に挙がってきます。

例えば、以前から検証されている受給対象者の制限とか。検証では対象外になるのは要介護2以下でしたからね。負担割合だって2割3割当たり前って感じでしょうしね。
その中には、居宅介護支援費の費用徴収って話も入ってますし、ケアマネジャーの業務範囲にだって切り込んでこられてもおかしくないわけですよ。サービス調整業務をするケアマネには高い報酬を出して、給付管理だけするケアマネには安い報酬でなんて提案もあったことも事実ですからね。

とりあえず、別に予言をしたいわけでもなく、怖がらせようって話でもありません。
ずーっと前から土俵に乗せられていることなので、いつカードを切られてもおかしくないってことで、とりあえず、もう平成30年改定に向けていろんな角度で準備をしようってことと、一番大事なのは、財政規律で制度改定がこれから先も進んでも、自分のスタンスはブレずに「人間理解」を追求し、制度についても実践者としての視点で課題を見つけていこうねってことですよね。

ってことで、皆さんが頭を悩ませている時期に、こんな記事を書くのはよろしくないかなって思ってましたが、もういいかなって思いまして。

さあ、そろそろ利用者と地域の課題に戻りましょうか。

立場によって見ている未来が違うのは当然でもあるw

立場によって見ている未来が違うのは当然でもあるw

投稿者@しゃん

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