Q:ひっくり返してみると?
「早くしないと、乗り遅れるわよ」
これは、北見でのアローチャートを勉強会で用いられた、練習問題の一つです。
よくある日常の光景ですよね。
では、これを、アローチャートでどう描くか。私も、一瞬、考え込みました。
そして、「早くしないと、乗り遅れるわよ」この状況を、イメージしてみました。
〇時発の電車に乗る、っていっていたのに、まだ、着替えも、食事もしていない。
すると、イライラするお母さんと、そんなに焦らなくてもと、のんびりムードのお子さん、という場面が思い浮かびました。
出題者は、お母さんのイライラする様子を見ていて、「早くしないと」という言葉をえらんだのかもしれません。
その同じ状況でも、「そんなにゆっくりとしていると、電車に乗り遅れるわよ」と出題されたら、描きやすいかもしれませんね。
自分で情報収集してきたことや、情報提供されたことからアローチャートを描いてみて、
関係はありそうだけれども、うまくつながらないな~とか、
プラスとマイナスの検証をおこなってみると、うまくつながっていかないな~という箇所にぶつかったら、
今、自分は、だれの立場でその情報をとらえているか、とか
ちょっと、その場面の見かたや表現の仕方を変えてみる、といったことを考えてみてはどうでしょうか。
ただし、これが行えるのは、客観的事実に関してのみです。
主観的事実についてを変えられるのは、その人のみできるこことなので、気をつけてくださいね。
この記事中の2つの画像にも、ある言葉が隠されています。あなたは、読めますか?
(投稿 @あろま)
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