雪あかりの光は矢のごとく4

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雪あかりの光は矢のごとく
〜第4話〜

2015年4月24日
“仁愛ならざれば群する能はず”
いまから150年前程に松陰が書きしたためている。
まさにそんな場であったように見える。

寺子屋の勉強時間にも限りはある。
しかし、どうだろう残り15分を切るあたりから人が増えているではないか。
しかも遠方から。

冒頭の言葉はまさにこれであろう。

《思考を視覚化する》
あくまで一人の頭の中を、である。
しかし主は二十人以上の頭の中を視覚化しようというのだ。
現在数多の寺子屋が全国にあるというが、実際に大きな紙に矢を描いたところがあったであろうか。

三ヶ月後に総大将の呼びかけで全国から猛者が集まる。
時を三ヶ月後に進めるのは楽しみの為に控えよう。

全国の兄弟子達はどう見るであろうか。
各地の寺子屋は精鋭を舟に乗せ、帆を進めている。
主は大きな舟に大勢を乗せたい。
出航はそれからでも遅くないと。
弓取りを増やしたい、それで数多の人をも繋げたい。
その想いを皆が支えて研鑽を積む。

松陰が妹へかけた言葉を借りよう。
“自ら励み自ら勤めば何すれぞ成らざらん”

(心真)

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雪あかりの光は矢のごとく4” に対して2件のコメントがあります。

  1. 吉島豊録 より:

    なかなか挑戦的で尖った記事ですな(笑)

    1. 心真 より:

      先生コメントありがとうございます。
      様々なフレームワークを用いても最終系をアローチャートにしてしまいます。
      SWOT分析でも、ロジックツリーにしても最終的にアローチャートが関連付け等々しやすいと感じています。
      だからこそ様々な職種、立場の人が同時に課題やその原因を視覚化し、共有出来るものだと感じます。

      フレームワークの本に載って欲しいぐらいです。(笑)

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