Q:目線
「増井真那」さんという方を知っていますか?今は、高校生かな。彼は、粘菌の研究を小学生のころから続けているそうです。
彼曰く。粘菌を見つけるこつは、上から見ていてはだめで、粘菌と同じ目線になってと、地面すれすれのところに目線を落すことなんだそうです。
私たち、ケアマネジャーも、ケアプランはご本人の物。なので支援は、利用者主体に、利用者の立場にたった支援をしましょうと、よく言われますし、それを疑うケアマネジャーはいないでしょう。
しかし、アローチャートを描いていると、本人主体で考えていそうで、そうではなかったことに気づかされることがあります。
例えば、「家に帰ることができない」→「保護」。
この「保護」という言葉の使い方は、誰の目線でしょうか。
ご本人は「助けてもらった」とは思われても、「保護された」とは思われていないかもしれませんね。
利用者さん主体の支援をするためには、利用者さんの目線にならないと、それは見ているつもりだけになってしまい、本当の支援を見落としてしまうことになってしまうのかもしれません。
増井真那さんが粘菌をみつけるのに、粘菌と同じ目線になろうとしていうのと同じように・・・
(投稿 @あろま)