Q:さて、実践!
ケアマネジメントは、実践の科学といわれていますので、研修や勉強会と実践は、双方向でいきたいものです。
研修や勉強会を終え、現場に戻ってアローチャートを描いてみようとしたとき、どんなケースから描こうと思われますか。
もちろん、どんなケースから始めても構いません。
でも、あまりに複雑なケース、
例えば、本人を含む家族関係が複雑で、さまざまな意見がまじりあってしまっているケース
例えば、精神疾患等で、ご本人の本当の訴えが何かをつかむのに窮するケース
例えば、ターミナルや重度な難病等で、支援に緊急性を要しているケース
等から取り掛かってしまうと、難しさ感を増してしまう可能性があります。
もし、研修等で学んだことの復習も兼ねてケースを選ぶなら、
★利用者の希望や意向等が明確なケース
★利用者と家族との意向が一致しているケース
★生活に影響していると思われる疾患が、多すぎないケース
などから、初めてみてはいかがでしょうか。
(投稿 @あろま)