地域のなかで【23】
高齢化と少子化の影響に直面しているの我が自治会。
40ちょっとの世帯数で、人数としては120人程度。
65歳以上は半数近くになり、子供は小学生は6人に乳幼児2名で、高校生をいれても10人。
人数は少ないながらも子供育成会を結成しているが、あと3年もすれば小学生が0となり解散となるであろう。
自治会の役員会やちょっとした集まりでの最近の話題は、「自治会行事」と「防災」について。
高齢化が進むと当時に人口も減るなかで、今までのように行事をおこなうことが数年先には難しくなることが予測されている。
敬老会は65歳以上としてきたが、準備やもてなしをする方も敬老者になってきたし、人数が多くて予算が追いつかなくなる可能性も出てきたので、70歳か75歳に年齢の引き上げを検討している。
秋祭りは「子供たちが楽しめるように」と私が生まれるよりも前、私の親が生まれる前から続けられてきたが、子供達が参加することがなくなる今後の在り方に頭を悩ませているところである。
ゲートボール大会やグランドゴルフ大会、新年会など小さい自治会にしては大小多くの行事をおこなってきたが、将来は大きく変化をしてくるのであろう。
私が小学生の頃には、田んぼで野球の試合ができるぐらい子供がいた。人数にしても20名程はいたことになる。
同級生が4人いたことを考えても、現在の子供の数が少ないことは明確だ。
来月には「盆踊り」がやってくる。
今年も、会場設営から始まる準備、太鼓と口説き、片付けから打ち上げまでとフル回転の1日となるが、これはこれで楽しくやっている。
ただ、高齢者にとっては重労働になってきているのは確かであり、ひとつひとつが負担になっている。
若者(うちでは65歳以下は若者である。)が少ないなかで、いかにして地域の在り方を考えていくべきなのか、世代を超えて思いが交錯しているのが現状だ。
超高齢地域のなかで、若者は何を考え、高齢者は何を考えていくべきなのか…
ただ、これだけ高齢者が多いなかで、介護認定を受けている人は5人もいないってのは凄い(;OдO)
広報部@若頭