ICT
最近、ICTという単語を介護分野で目にすることが多くなってきた。
インフォメーション(information)・コミュニケーション(Communication)・テクノロジー(technology)の略である。
介護サービスというのは、サービス提供と納品が同時進行するサービスである。商品と違って、サービス提供の証拠は、サービス行為を記録することで飲み保存される。
また、介護サービスは「人間関係」や「人」に対するサービスであるから、サービス提供をする方(「人」)やその人の関係者(「人間関係」)と情報交換をしてより適したサービス提供をしていくことが必要である。
コミュニケーションの手段はいくつかある。
- 電話
- ファックス
- 電子メール(E-mail)
この3点が、従来から使っているコミュニケーション手段といえよう。電子メールは最近の技術のように思えるが、実は20年以上前からの技術であり、詳細の説明は省くが、相手に届くかは「不確実」な手段である。
従来のコミュニケーション手段には、それぞれデメリットがある。電話は、相手の時間を拘束するし、相手が電話に出られる環境にいないと使うことができない。ファックスは、相手先ファックス機に送信するため、相手先ファックス機を共有している場合、送信目的の相手に直接伝わることが保証されず、何人かを経てから相手に伝わることもある。このため、一般的には機微情報には使えないと言える。電子メールは先ほど書いた通り、確実に届くとは言えないツールである。
最近、SNSという言葉をよく聞く。ソーシャル(social)・ネットワーク(Network)・サービス(service)の略である。
SNSを使ったコミュニケーションはが盛んである。メールや電話、ファックスのデメリットを解消できる仕組みであるからと言える。
介護サービスには、「記録」「コミュニケーション」が必要不可欠であると言える。
今後も、ますますICTの活用が望まれ、ICTを活用することでより良いサービス提供につながるとも言える。
待ったなく、そういう時代はそこまできているのである。
次回へ続く・・・・
担当:ツクダ二