「やはず第5号」編集日記3〜発行を終えて
「やはず第5号」が発送されました。
表紙を見ると、アローチャートを囲んで、数人で和やかに会話をはずませている様子があります。大事な思い出の写真を貼っているノート、あるいはノートとともに刻んだ心の風景かもしれません。万年筆は使い慣れたお気に入りの一本。そして付箋。簡単な文房具があれば、いつでも描くことができますね。膝つきあわせて、、、
そう。今回は、誰かと一緒に描くアローチャートを意識してみました。
会長の言葉にもあります。人と人との距離感が、アローチャートがあることで変わると。なぜでしょう。私の解釈を少しだけ書くと、目線が変わる、関心ごとが一致する、言葉が生まれる、、、もちろん皆様実際にやってみられた方がよくわかりますよね。なるほど実感です。
人生のどのタイミングで誰と出会うかで、生き方が変わってしまうこともあります。高野先生が書かれた「吉島豊録さんとの出会い」を読み、その思いを強くしました。貴重なお若い頃の写真が、かつての下関でのお二人の様子をリアルに連想させてくれます。
膝つきあわせてアローチャートといえば、勉強会。個人的に、地元に勉強会がなく一緒に描く仲間がいない私にとって、「先輩後輩勉強会」はまぶしい特集となりました。一人で描くのもいいのですが、様々な視点で意見交換した方が分析は深みを増します。自分の願望や夢を先に見据えたテーマにあえて挑戦。全国で頑張っている皆様に勇気づけられ、この春なんとか私も後輩勉強会の一番下に入れてもらえそうです。先輩達の存在のなんと心強いこと!
学会報告とPR、熊本大会から北海道大会へは、リレーのタスキを手渡す瞬間が目に見えたような気がしました。過去から未来へ。今も心に残る熊本での二日間と今年の北海道に向けて動いている力。今日もコツコツと実践を輝かせている仲間がいます。
アローチャートの誕生秘話の囲み記事を読んで、驚きや意外性とともにフフッと笑ってしまった方もいたのではないでしょうか。番外編とか舞台裏、メイキングってわくわくしますよね!「誰かに教えたい。」ギザギザ「自分だけの秘密にしたい。」みたいな気分も経験あるのではないかと。
知らなかったことを知るのは楽しいです。自分とは違う考え方と出会うのは新鮮です。きっと、新しい自分を感じることができるからなのでしょう。
新年度が始まります。「やはず第5号」が、皆様にうららかな風を運んでくれたら幸いです。
(投稿者@ PAO)