地域のなかで【32】

卒業シーズンから入学シーズンへと切り替わる時期。

20数年前の今日は、大学入学式を控え、アパートの荷物整理をしていたように記憶している。

当時は、大学に入ることが目標で、それから先のことなど何も考えていなかったような…

もちろん、在学中にも考えていなかった気もするΣ(´Д`)ハッ!!

この歳になり、在学中にやるべきだったことを多くあったことを思い出しながら反省をしている。

大学を決めた時も、在学中も、卒業直後も、まさかこの業界で働くことになろうとは微塵にも思ってもいなかったわけで…

人生とは不思議なものである。

大学卒業後、ふらっと地元に帰ってふらっと就職したのが養護老人ホーム。

あの当時は、ただ働くだけで業界のことや地域のことなど考えてもいなかった。

しかし職場で経験を積み、家族を持ち、地域で生きるなか学ばせてもらったことは数多く、地域に育ててもらったようなものである。

あの時、この地域にいなければアローチャートとも出会っていないかもしれない。

そう思うと、奇跡の連続のなかで今の私は存在をしている。

今春、長女は中学校に入学し新たな学校生活をスタートさせる。

6年もすれば高校を卒業し、家を離れていくだろう。

地元という地域で生きるも、地元を離れて新たな地域で生きるも、そこには常に学びがあることを楽しんで欲しい。

@若頭

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