次期法改正で福祉用具の国保請求ルールがかわります
介護保険最新情報602で次期介護保険法改正で福祉用具貸与の請求ルールが変わることが示されました
今までも福祉用具の一部にはTAISコードというコードがふられていました。
輸入している福祉用具などには振られていないケースもあり、今後はこのTAISコードか福祉用具届け出コードというのが振られることとなります。福祉用具届け出コードは日本テクノエイド協会のホームページから登録することになり、その際にカタログのようなものを一緒に届けることとなっています。
居宅側では、利用票や提供表にこのコードを記入する必要があるかは、介護保険最新情報602では示されていませんでしたが、今後動向を見守る必要があります。
今回のルール変更の目的は、全国的に福祉用具の価格を把握することと、この介護保険最新情報602にしめされているように、福祉用具の種類ごとに上限額を設定するため、その動向を見守る必要があるためとのことです。
しかし、いつももったいないな・・・と思うのは、このように福祉用具のすべての登録をさせるのであれば、福祉用具のデータベースができるので、「価格.com」や「食べログ」のように、福祉用具の評価サイトも作れるということです。また、このサイト情報から、居宅介護支援事業所のケアマネは福祉用具の紹介をタブレットを使ってすることもできるだろうし、近くの取扱事業所を探すこともできるはずです。
いずれはできるのかもしれませんが、もったいない気がしています。
このようなデータは「活用」できること、他のデータとつながることが大切です。
居宅介護支援事業所が日頃使ういわゆる「介護システム」から検索がかけられ、動画で福祉用具の使い方などが確認できるようになれば、どれほどよいかと思ってしまいます。
要介護人口増加に間に合うように、ICT環境も整備していかないといけません。
介護保険最新情報から、このような視点で見つめる機会も是非お持ち下さい。
担当:ツクダニ
参考