Q:「抗い」を表す記号 2
2015年1月25日に【「抗い」を表す記号】という記事を書きました。
「抗い」の記号を使うのは、N構造の時か、選択に迷う主観の時なのよね!
・・・と、そうは簡単にはいきません。
考えてみよう。その① どっちを食べる?
今日はたくさん体を動かして、おなかがすいた。
ちょっと高級なお寿司にしようか、それともおしゃれなイタリアン。
どっちにしようか、ワクワク。
選択の葛藤はおこりますが、どちらもすいたおなかを満たすためのプラスとプラスの思いになります。
考えてみよう。その② どっちを食べる?
ゲームの罰ゲーム。激辛のラーメンか、激辛のカレーライスのどちらかを食べなくてはなりません。
う~ん。できれば、どちらも食べたくない。
と、同じく選択の葛藤はおこりますが、こちらはマイナスとマイナスの思いになります。
葛藤しているからと、必ずしも、アンビバレント、即ち、両価感情と言われる状況にあるとは限りません。
もう一度、確認しておきましょう。
高級なお寿司やイタリアンか、激辛すぎるラーメンやカレーライス。
これはプラスとマイナスの葛藤になります。
(注:中には、激辛すぎるものが好きなかたもいらっしゃるかもしれませんので、絶対にそうなるわけではありませんので、その人その人に、確認が必要です)
「抗い」を表す記号、ギザギざは、どちらかがプラスで、どちらかがマイナスのときに用います。
では、プラスとプラス、マイナスとマイナスの時の選択の葛藤は、どう表せばよいのか。これは、まだまだ検討段階です。
こういったことを考えていくのも、学会の一つの役目です。
皆さんも、一緒に考えてみませんか。
アローチャート学会神奈川大会は、7月11日・12日。
どうぞ、お待ちしています。
この「葛藤」について興味を持たれたら、「クルト・レヴィン」や「葛藤の3類型」とかで、検索してみてください。
学会で、しゃんさんを見つけ、質問してみるのも楽しいかも(^o^)/
(投稿 @あろま)