乱世の中 士たちは 西へ東へ駆け抜けた。 それぞれの志を抱いて。   今の世は 誰が見ても 落ち着いているだろう。   しかし僕は じっとしていられない。 大きな宿命を 背負っている。 というような […]

気付けばこの歳になっていた。 かつては「80の手習い」と 他人に色々言ってはいたが、 いざ自分がなってみると 今さら何かを覚えよう という気にはならない。   それどころか、毎日毎日 自分のことだけで精一杯なの […]

うちの社長はお客様を大事にする。 それと同じくらい 私達、パートも含めた社員を 大事にしてくれる。 今のご時世 経営が厳しいことは 私達にも分かっている。   厳しいというのは 今まで10の仕事で 10の収入だ […]

突然襲いかかってきた感染症。 当面の敵はウイルスだ。 こいつに立ち向かう方法は 薬を飲んで安静にしていること。 なんと情けない話ではあるが、 自分の不注意が招いた結果だ。 忙しい日が続いていたので ゆっくり休みたいなと […]

「じゃあ、辞めれば!?」 子供の頃、母から仕事の愚痴を 聞かされるたびに言っていた。 言ってるほうも辛いのだろうが、 聞かされているほうも辛いのだ。 それでついつい安易なことを 口走ってしまっていた。 もちろん、今となっ […]

別に、誰かが悪い ということではないのだろう。 しかし結果として ギクシャクしてしまった。   結果がある ということは 原因がある。   さらにその原因もある。   そこまで掘り下げて す […]

耳が遠くなった母は 会話が成り立たないためか ほとんど喋らなくなった。 補聴器を使ってみたが 雑音が嫌なようで 全然使おうとしない。 何か言いたいことがある時は 紙に書いて渡してくる。 それにまた書いて応えている。 &n […]

初詣では、いつもおみくじを引く。 だからといって 書かれていることを 鵜呑みにしている訳ではない。 ましてや、大晦日まで 覚えていることもない。 じゃあなんで引くんだろう？   良いことが書かれていると ちょっ […]

多くを語らない人だった。 しかしその人の存在は、 私にとって大きかった。   幼い頃、 いつも後ろをついて歩いていた。 生意気な年頃になり、 他人様に迷惑を かけるようなことをすると 言葉より先に手が出てきた。 […]

ぼくたちはまいにち がっこうでべんきょうを しています。 でも、なんのために べんきょうをしているのか わかりません。 べんきょうしないと おこられるから…かなぁ。   「それがしごとなんだよ」とか 「りっぱな […]