備前住香平【1】

Hello、広報部 若頭です。
『若頭の日記』を続けておりましたが、前回で10回の節目がきました。
今回からは、『備前住香平』というテーマに変えてお届けしたいと思います。

この『備前住香平』とは、

若頭が、亡き祖父から受け継いだ日本刀(正式には脇差)に刻印された刀匠の名前である。
備前住ということから、今の岡山県南部で作られたものであろう。

この日本刀、保管場所は祖父しか知らなかったため、亡くなってからは「この家のどこかに日本刀があるはず。」「銃刀法は大丈夫かいな…」というぐらいしか頭になかった。

そのまま10数年が経ったある夜、祖父が夢に現れた。


祖父は私の顔を見ると、ついて来いというような顔をして、スッと家のあるとことろへ行き、そこから日本刀を出したのである。

その日本刀を私に手渡したところで夢は覚めた。

まさか(^_^;)
と思いながらも夢の場所を探してみると、そこには白鞘に収められた日本刀が…

image1 (1)

これには家族ビックリ!
鳥肌ゾゾゾである。

夢の中で私が手渡されたということで、銃刀法の手続きをおこなったところ、
これは、脇差(長さで決まるらしい)で、刀匠の名は『備前住香平』であり、もちろんスパッと切れる真剣であることが分かった。


あれから数年…

この『備前住香平』を手にすると、いつも思う。

なぜ祖父は私に託したのだろう。

しかし、不思議とこの白鞘から刀を抜くと余計な雑念が消え、スッと気持ちが楽になる。

今も悩んだ時には、この脇差『備前住香平』を手に持ち、前を向くのである。

image1

広報部@若頭


☆「アローチャート研究会」入会ご希望の方は当ブログのページトップ「アローチャート研究会会員の募集」からどうぞ^^

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です